2013年3月19日火曜日

帰納法と演繹法

今日は二つの改善の思考法についてお話したいと思います。


1つは帰納法という思考方法です。
「現状を詳細に分析して、問題点を見つけ解決し、改善を進めて行く思考方法です。そもそも問題点は現状とあるべき姿のGAPですが、思考する人のあるべき姿に照らし合わせて、問題点を洗い出していきます。」


もう1つは演繹法という思考方法です。
「現状は認識レベルで緩やかに捉え、むしろ、あるべき姿を最優先で描きながら、これを実現すべく改善を進めて行く思考方法です。」


それぞれ有効な思考方法ですが、現状にとらわれず、大きな改善をしたい時は演繹法を使います。ただ、あるべき姿を描く事が難しいという欠点はあります。


また、帰納法は現状ベースに物事を考えるので、思考的には比較的、容易というメリットはありますが、現状から抜けきれないので、大きな改善ができないという欠点はあります。


状況に応じて、この二つの思考方法をうまく使い分ける事をお勧めします。

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